SOCIAL ACTIVITY

世の中の負を引き上げる

誰かの救いとなれたとき、自分まで嬉しくなる。
多分この感情は誰もが持ち合わせている人の本質だと思う。
だけど、誰かのために行動をしたいと思っても、
恐怖や羞恥心、時間やお金といった様々な壁が存在する。
…そんな壁を壊したい。

僕は途方も無い幸運に恵まれている。
拙いながらも今こうして文章を作ることができている。
さらに、タブレットPCという便利なツールまで揃っている。
人生振り返ってみても、食べ物に困ることもなかったし、
気のおけない友達もいて、人並みに学校生活を送ってこられた。
外を歩けば命の危険にさらされるなんてこともなく、
平和を意識することのないまま生きてこられた。

僕が示す”世の中の負”とは、
こういった幸運とは全くかけ離れたところにある
「人の環境」のことだ。

世界には食料、衣類、住居、教育、医療といった
最低限必要な環境もままならず
貧困ラインである生活費1日1.90ドル以下で暮らす絶対的貧困層が
約7億3600万人も存在する。
難民問題においては、貧困、紛争、政治、歴史的背景といった事情により
約6580万人もの人々が故郷を追われている。

日本でも少子高齢化、介護、待機児童、格差、詐欺、自殺など
社会問題は山積だが、中でも子供の生死に関するいじめや虐待については、
やり場のない怒りにかられる。
平成29年度全国の小中高校などで認知されたいじめは41万4378件、
昭和60年度の調査開始以来過去最多であり、
心身に大きな被害を受ける「重大事態」も増加傾向だ。
また「SNS等ネットによる誹謗、中傷」など
現代的ないじめが3年連続増加傾向であるといった状況は
深刻で根深い問題といえる。
虐待については、平成29年度の児童虐待相談所の対応件数が13万3778件。
これも過去最多で、統計を取り始めた1990年度から
27年連続で増加となっている。
僕も子を持つひとりの親として児童虐待は最も心を痛める社会問題だ。

これら世の中の負を引き上げることを意義とし、
令和になったこの年、WESTE & Co.を設立した。
その第一弾プロジェクトとして、「児童虐待体験VR」を発表する。

WESTE & Co.
代表取締役 西江 祐哉

CONTENTS

児童虐待体験VRは、⼦どもの視点で虐待を体験してもらうことで、
児童虐待対策につなげようというプロジェクトである。
趣意書

児童虐待体験VRサムネイル画像

視聴はこちら児童虐待体験VR
VRを視聴するにはヘッドマウントディスプレイを装着しYoutubeアプリを使用してください。
※Oculus Go推奨 スマートフォン可

WESTE & Co.は本プロジェクトを応援してくださる 企業様、団体様、個⼈様のご協⼒と⽀援⾦を募っています。 コンテンツ制作に携わりたい、役者として出演したい、 意⾒を述べたい、出資したい等、どのような形態でも問いませんので、 ご興味のある⽅は以下問い合わせページよりご連絡ください。